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会社概要

■「第23回梓会出版文化賞特別賞」受賞について(2007年12月3日)

 専門書誌出版社により運営されている(社)出版梓会が、個性的で良質な活動を続けている出版社の業績の顕彰という目的で1984年に創設した「梓会出版文化賞」の「特別賞」を本年(2007年)地人書館が受賞しました。対象となる出版社は原則として年間5点以上の書籍を刊行し、10年以上にわたり継続して出版活動を行っている中小出版社ということだそうです。選考委員には、植田康夫、上野千鶴子、小原秀雄、木田元、斎藤美奈子(敬称略、五十音順)といった方々があたられています。

 選考には、期間内(2006年7月1日〜2007年6月30日)に出版された新刊書籍が対象とされ、この間の弊社の出版物としては『天文学大事典』(天文学大事典編集委員会編)が主要な出版物として選考の対象となったようです。賞の主旨である「厳しい環境の中で優れた書籍出版を行い、わが国の出版文化に貢献している」に値すると認められたことは、弊社にとってたいへん嬉しいことです。日々の業務の中で「出版文化に貢献」などということを意識することはありませんが、出版企画を取捨選択していく中で、自ずと方向性が定まって来るのかもしれません。

 弊社は「会社概要」にもあるように1930年創業以来、戦前戦後を通じて自然科学書・理工学書を中心に出版活動を続けてきました。1949年、それまで気象分野を対象にしていた『天気と気候』を改題し、天文分野を扱った『天文と気象』(その後1984年に『月刊天文』に改題、現在休刊中)をスタートさせ、雑誌・書籍を通じて天文学の普及活動にかかわりを持ち、専門家と天文ファンとの間の架け橋という役割を担ってきました。本年6月に刊行した『天文学大事典』は、その集大成とも言えるもので、この事典の企画編集に携わっていただいた日本の天文学者、天文教育普及関係者、そして全国の天文ファンの皆様の支援なしにはなしえなかった事業です。

 今回の「梓会出版文化賞特別賞」の受賞は、選考対象となった『天文学大事典』をはじめとする弊社の出版物を長年にわたり支持していただいた多くの読者の皆様、執筆者の皆様のおかげです。あらためてお礼を申し上げます。