「きぼう」のつくりかた

国際宇宙ステーションのプロジェクトマネジメント
表紙
長谷川義幸 著

ISBN978-4-8052-0914-1

四六判/336頁

2,800+税


概要

高度400kmの宇宙に実験室を作り、そこに日本人宇宙飛行士を送り込む。国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の建設という巨大プロジェクトはいかにしてなし得たのか。筆者は、まだ「きぼう」が紙の上にしか存在しなかった頃からこのプロジェクトに関わり、その黎明期から日本の有人宇宙開発を現場で見守ってきました。そんな氏の言葉は、日本の宇宙開発史の貴重な証言であると同時に、困難なプロジェクトを成功に導くヒントが沢山隠れています。

著者

長谷川義幸(Yoshiyuki Hasegawa)
元宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事、現在は客員。国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクトに1989年から参加。日本で初めての有人宇宙実験室「きぼう」のシステム開発に従事。NASAとの技術調整を行って「きぼう」を軌道上の運用に導いた。この業務と並行して日本人宇宙飛行士の選抜・訓練、管制要員の訓練制度整備、および運用システムの開発にも携わる。「きぼう」プロジェクト・マネジャー、国際宇宙ステーションプログラム・マネジャーを経て、JAXA理事。その後技術参与。2016年より現職。

目次

第1部 「きぼう」はいかに作られたのか?
 第1章 国際宇宙ステーション前史
 第2章 史上初の大規模国際協同プロジェクト
 第3章 「きぼう」の開発
 第4章 「こうのとり」の開発

第2部 「きぼう」はいかに運用されているのか?
 第5章 システムエンジニアリングとプロジェクトマネジメント
 第6章 危機管理と安全対策
 第7章 巨大プロジェクトを支える組織
 第8章 宇宙開発ではどのような人材が求められるか

第3部 我々は「きぼう」からなにを得たのか?
 第9章 国際宇宙ステーションで我々が得たもの
 第10章 外交手段としての宇宙開発