地人選書23>

原子の時代

表紙
A.マッケイ著
岡田 淳訳

ISBN4-8052-0244-0

四六判/288頁

\1,900+税



概要

チェルノブイリ原子力発電所の事故は,世界中に衝撃と恐怖を与えた.本書は,原子核の発見から,広島・長崎への原爆投下を経て,戦後の原子力産業の発展に至る「原子の時代」が,どのようにして存在するようになったかを,そこに関わった科学者たちを通して描いている.

目次

 1 原子への情熱
 2 黄金時代
 3 核分裂
 4 臨界実験
 5 戦時初期のドイツの先行
 6 イギリスのプロジェクトの復活
 7 アメリカのプロジェクトの開始
 8 ウラン同位体の分離
 9 プルトニウムの製造
10 兵器
11 塀の向こう側
12 広島と長崎
13 冷戦の中
14 世界のエネルギー

 付録 原子に関するいくつかの顕著な事実
 訳者あとがき
 関連文献
 事項索引
 人名索引